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一週間に十日恋 氷配達1

むかーし、昔。

前にね、氷屋のアルバイトしてた。

氷屋っていっても、でっかい製氷機で作った氷が数種類あって

家庭用の大きさとか、レンガの半分みたいのとか

いろいろ。


それを、契約しているところへ配達する。

ほとんど全部、飲食店。

今なら店舗の中に製氷機は設置してあるのが普通。

少し昔の田舎だとまだ普及していないので、
氷配達という商売も成り立っていた。

バンというのかな、後ろの荷台にビニール袋につめた氷を数十載せてお客様のところへ配達する。


最初はどこへ配達するか覚える為に先輩というか雇い主だったのかな。
その人が助手席で私が運転して廻る。

一週間も経たないうちに道と店を覚えて一人で廻る。

先輩は、また別の方面を廻ったり営業。


一ヶ月ほどで慣れてきて
お客の店の方とも普通に話せるようになっていました。


その慣れた頃の雨の日。
事務所から氷を積んで配達に廻るには、繁華街へ向かう。

その途中、車がパンク。

当時、とても古い(当時でも古い)中古を友達から「もらって」乗っていたので、パンク程度は日常茶飯事に直して乗っていました。

しかし
自分の車ならわかる、ジャッキやスペアタイヤの場所がわからない。
ジャッキで上げるまではなんとかできたが、スペアタイヤがどうしても、見つからなかった。


公衆電話から事務所にかけても、先輩も既に配達廻り。

車を持っている友達にかけてもつかまらない。


最終手段は・・・

雨の中、待つ。


しかし、配達するものは「氷」

ノーマルなバンなので、冷凍庫も冷蔵庫さえ無い。

雨で気温が下がっているのが救いか。


「あーどうしよー、みんなごめんなさい。」

氷が無いと営業が出来ないわけではない。
多少は自家製で用意はしている。
買うより安い。


でも、その時は
そんなのより
半分近く解けた氷を見て

「この氷、受け取ってもらえるのかな。」

という事を考えていた。


つづく。

Tag : アルバイト

コメント

まず

第一に客先に連絡せい!
氷やさん、まだうちの近所にあるよ。
そこのうちの名字ね、氷室さんっていうの。何百年も前から氷やさんか、シャレで始めたのかは知らないけどね(*^m^*)

あらぁ

総統さんに同じく、まずは遅れる旨をお客さんに伝えないとぉ(+_+)

時間との勝負ですねぇ

氷は無事だったのでしょうか?

ちなみに今更ですがワラクシは知覚過敏と虫歯の併発です

ついでに親知らずも抜かないといけないのれす…

カットアイス


マブダチが氷屋だよ~
不景気で夜の店がヒマだから需要が減ってキビシイつってたよ
早く景気良く・・・景気普通でいいから なんとかなるといいなぁ~

新人アルバイトには

身も凍る思いやね。

No title

これ分かりやすくて面白いわ~
どうやってこのピンチに立ち向かったのか
いいところで切りますね♪

No title

へえ…

じゃあなにかい?

オレが住んでるここらは、少し昔の田舎なのかい?

>いしまり総統さま

Re: まず

そっか、書き忘れました。
顧客は店の場所しか知らなくて
連絡先は、先輩が知っているか事務所にあるだけなんですよ。

氷やの氷室さんというか、氷室って苗字あるんですね。

>Coaさん

Re: あらぁ

えーっと。
電話番号はおろか店名もわからず。
場所しかしりませんでした。

>ちょこらさん

Re: カットアイス

氷屋ってまだあるんですね。
景気に、もろに影響される業種ですね。

>天勉也さん

Re: 新人アルバイトには

どうにもならないから
開き直ってましたけどね。

>はりねずみさん

わかり易くてよかったぁ。
続きは、あまり良い話ではないかも。

>りょうすけ

ちがうよっ。

おにいちゃんが住んでるそこは
すっごい昔のすっごい田舎だよっ。

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